電力不足に備えて節約の必要性について
平成23年もあと1月半あまりとなりました。恒例の「流行語大賞候補」も発表されました。
今年はなんといっても、東日本大震災をはじめとして、台風による水害、終息の行方の不透明な原発事故等明るい話題が少なかったようですね。そのせいか震災関係の流行語が多いようです。
なでしこジャパンの優勝といった明るいニュースも一部はありましたが、生活保護世帯が200万を超えたとか、国の借金が1000兆円を超えたというように、社会全体に閉塞感がただよっていると思います。
ことに、福島原発の壊滅的打撃による、計画停電や節電には、皆神経を尖らせていたのではないでしょうか。
思うに、日本人は戦後の高度経済成長やバブルなどを経験して、節約という基本的な生活の営みを忘れていたのではないでしょうか。テレビをつけると、グルメ番組とか、大食い大会などと、物やお金に対する価値観が変化してきたのではと思います。昨年までですと、この時期には、自分の家をクリスマスにあわせて電飾で、まるでパチンコ店のようにした家の話とかが放映されていました。
江戸時代にさかのぼりますが、日本に寄港した外国人は、日本人のことを「貧しい国だが、質素で勤勉な国民だ」と文献で紹介したそうです。そんな日本人も明治維新、第二次世界大戦を経て、戦後の急速な経済成長により、アメリカに次ぐ世界二位のGDPまでのぼりつめ、いつしか節約より消費が美徳と考えるようになったのではないでしょうか。
町を歩くと若い女性などが高級ブランド品を身につけていたりしますね、そのせいか、若い女性の希望就職先にお金の儲かるキャバクラ嬢が上位を占めたことも記憶に新しいところです。道路を走ると、ベンツやジャカーなどの高級車が走行しています。日本の狭い道路であのような車が必要なのでしょうか。もちろん車が趣味の人には至福の時間かもしれませんけどね。
また、夜になると、著名な施設などは、こぞってライトアップして電気を使っていました。
こうしてみますと、日本人はいつしか、節約ということを忘れ去っていったのではとさえ思えます。そんな時代での、東日本大震災でした。石原都知事が「天罰だ」と発言し、物議をかもしましたが。もしかすると、自然界が、本来の姿を忘れて物欲に陥った日本人に対する警鐘だったのかもしれませんね。被害にあわれた方には、申し訳ない言い回しかもしれませんが。
我々日本人は「節約」ということについて改めて考え直すときだと思います。資源は無限ではありません。節約ということを今一度思いおこし、実行することが大事かと思います。